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2021年7月16日(金)公開予定の、細田守監督の最新長編映画「竜とそばかすの姫」。細田監督の作品は、本編の内容は勿論ですが、演じられる声優や使われる音楽等、新しい作品が公開される度に、とにかく話題要素が満載ですよね。
そんな話題要素が満載の「竜とそばかすの姫」の中で、特に主題歌を歌われている中村佳穂さん、そしてmillenniumparade(ミレニアムパレード)の常田大希さんのお二人に細田守監督がオファーをしたきっかけなどしっかりご紹介したいと思います!
もくじ
中村佳穂と常田大希が初タッグ!ミレニアムパレード常田大希に依頼の理由
主題歌「U」を歌うのは中村佳穂さんですが、その「U」を書き下ろし提供したのは、King Gnuの常田大希氏が率いる音楽集団millenium parade(ミレニアムパレード)です!
millenium parade(ミレニアムパレード)についてはこちらの記事でご紹介しています。
細田監督が「インターネット上の仮想世界<U>の世界観を表現するために、どうしても常田さんに音楽を作って欲しい!」と熱烈にオファーされ、もともと細田監督の作品のファンであった常田さんが快諾されたことで、初タッグが実現したそうです。
制作段階の打ち合わせにおいて細田監督は、常田さんの世界観や表現力を絶賛され、一方の常田さんも、「僕たちはインターネットの発達とともに成長し、世界中の色々な年代・ジャンルの音楽をインターネットを通じて触れ合い始めた世代。今作の世界観とリンクしたのでは」と今回のコラボレーションを分析されていました。
millenium paradeと言えば、2021年2月に発表したデビューアルバム「THE MILLENIUM PARADE」を発表され、その圧倒的なクリエイティビティは大きな話題となりました。
そんな常田さんが今作で作詞作曲された「U」は、インターネット上の巨大仮想空間<U>で主人公ベル(すず)が歌う、今作のオープニングを飾るメインテーマです!
常田さんは、millenium paradeで様々なゲストを迎え楽曲を発表されてきました。今作で中村さんが歌唱で初参加されましたが、常田さんは中村さんのことを「日本音楽界の宝」と表現されていて、その歌唱力を大絶賛されています!
なお、今作の主題歌「U」は、7月16日(金)の公開予定に先立ち、7月12日(月)に配信リリースが決定しているそうです!常田さんと中村さんのコラボレーション、一体どの様な化学変化が起こっているのか、今からとてもワクワクしますね!
竜とそばかすの姫主題歌は中村佳穂に!細田監督との関係は?
細田監督の最新作で主題歌「U」を担当されるのは、ミュージシャンの中村佳穂さんです。
なんと、この中村佳穂さんは、竜とそばかすの姫の声優すずとベルの二役を演じているのです!
中村さんは、1992年生まれ、京都府出身。2歳からピアノを始め、多様な音楽に触れながら、20歳の時から本格的に音楽活動をスタート。ソロ、デュオ、バンドと様々な形態で音楽活動をされ、日本最大の音楽ロックフェスでもある「FUJI ROCK FESTIVAL」にも出演経験のある業界大注目のミュージシャンです。
そんな中村さんが、「竜とそばかすの姫」の主題歌に大抜擢されたのは、なぜなのでしょうか。単純に今注目されているミュージシャンだからという理由だけではないはず!ということで、調べてみました。
そもそも、中村さんと細田監督は以前より親交があったそうなんです。
細田監督と中村さんとの出会いは、2019年7月のこと。京都を拠点に活動していた中村さんの「そのいのち」という曲に細田監督が感銘を受け、監督自らがライブに足を運んだことで交流が始まったそうです。
そして、「竜とそばかすの姫」では、監督自らが主人公・すずの声優オーディションを主催され、「すずを見つけ出す!」との意気込みで見つけ出されたのが、中村さんだったそうです。中村さんは、声優初挑戦だったそうですが、オーディションでは圧倒的な歌声と存在感で「彼女こそすずだ!」と監督に思わせたまさに逸材。主人公のすずだけでなく、インターネット上の巨大仮想世界<U(ユー)>)において、すずがアバターとして活動し、絶世の歌姫として注目される「ベル」の声優も演じられました。
中村さんは今作で、主題歌と主人公の声優だけではなく、劇中歌も担当されたそうなので、まさに色々な中村さんの「声」と「音楽」を楽しむことが出来ますよね!
まとめ
「竜とそばかすの姫」の主題歌について、ご紹介してきました。
この「竜とそばかすの姫」は、高知県の自然豊かな村に住む17歳の女子高生・すずがいる現実世界と、インターネット上の超巨大仮想世界<U>が舞台となり、主人公の成長が描かれていきます。
常田さんは今作を「映画としては勿論、音楽作品としても間違いなく素晴らしい出来になっている」と表現されています。
細田監督により緻密に描かれた現実世界と仮想空間の「二つの世界」に、常田さんの壮大な音楽、そしてそこに彩りを添える中村さんの歌声。これらのコラボレーションは、細田監督作品のファンのみならず、音楽ファンまで楽しめ、まさに映画館の大迫力が生きる作品であると思います!
2021年の夏の映画の一本として、是非劇場へ足を運んでみてはいかがでしょうか。