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「時をかける少女」(2006年)や「サマーウォーズ」(2009年)等の作品で、日本のみならず全世界から注目され続けている映画監督・細田守。その細田監督の最新映画「竜とそばかすの姫」が、2021年7月16日に公開予定です!
細田監督と言えば、「家族」をベースに置きながら、リアリティーとファンタジーの世界が融合された、幅広い年代の方が楽しめる作品が多いですよね。
この記事では、「未来のミライ」(2018年)に続く細田監督の最新映画「竜とそばかすの姫」の声優すず役やベル役にキャストやあらずじについてご紹介します!
もくじ
竜とそばかすの姫の声優すず役は誰?ベルと2役?
竜とそばかすの姫の主人公は、幼い頃母親を事故で亡くし、父親と自然豊かな高知県の村に住む17歳の女子高生・すずです。すずはインターネット上の仮想世界<U(ユー)>において、アバターである「ベル」という絶世の歌姫としての顔も持っています。
主人公「すず」と「ベル」は同一人物であり、このすずとベルは同じ声優さんが演じているんですよ。つまり一人二役なんです!
そして、この主人公・すず役とベル役の声優を演じたのが、今回声優初挑戦のミュージシャンの中村佳穂さんです。
中村佳穂さんは、1992年生まれ、京都府出身。2歳からピアノを始め、20歳から本格的に音楽活動をスタート。ソロから、デュオ、バンドまで多岐に渡り活躍され、「FUJI ROCK FESTIVAL」にも出演経験のある、今音楽業界大注目のミュージシャンです。
そんな中村佳穂さんは、今回細田監督が主催されたオーディションに参加し、初めての演技ながら「彼女こそすずだ!」と監督からも大絶賛され、見事すず役/ベル役を射止めたそうです!
なお、中村佳穂さんは物語の軸になる劇中歌も担当されていますので、中村さんの演技だけでなく音楽も楽しめる作品になっていますよ♪
竜とそばかすの姫の声優キャスト一覧!
細田監督のこれまでの作品では、多くの俳優が出演され、その豪華さに驚くこともありますよね。もちろん、竜とそばかすの姫でも、主人公以外の声優キャストがとても豪華なんです!
ここで、声優キャストと登場人物をご紹介します!
自然豊かな高知県の田舎に住む女子高生・すず。歌うことが大好きな少女ですが、幼い頃に母親を亡くしてから心に傷を抱え、歌うことが出来なくなりました。そんな日常の中で出会ったのが、インターネット上の仮想世界<U(ユー)>。
そこに、「ベル」というアバターを作り参加しました。たちまち注目を浴びるようになるベルですが、その正体は内気な少女・すずです。
竜の声はすでに予告編で流れていましたが、公開ギリギリまで誰だが分からないよう加工処理されていたようです。
本編では佐藤健さんの声がそのまま使用されるそうです。
当初は本編も加工する予定だったそうですね、佐藤健さんの声があまりにもぴったりだったため、そのままの声が使われることになったそうです。
佐藤健さんの声は、独特なので楽しみが増えましたね!
事故により妻を亡くした後、すずと二人暮らしをしている父親。娘のことは気にかけながらも距離感に悩んでいます。
・久武忍(しのぶくん)
声:成田凌
何かとすずのことを気にかける幼馴染。バスケ部で女子からも絶大な人気がありますが、どこかミステリアスな雰囲気を持っています。
・千頭慎次郎(カミシン)
声:染谷将太
天真爛漫でまっすぐなアツイ男子生徒。その熱さゆえに、周囲から浮いてしまうタイプです。
・渡辺瑠果(ルカちゃん)
声:玉城ティナ
吹奏楽部でアルトサックスを吹く、モデルのような女子生徒。誰からも人気のあるキラキラハイスペックガール。
・別役弘香(ヒロちゃん)
声:幾田りら(YOASOBI)
すずの親友で良き理解者。すずを「U」の世界へ誘い、「ベル」をプロデュースする、すずとベルの関係性を唯一知っているキーパーソン。
・吉谷さん
声:森山良子
漁師。すずを見守る合唱隊のリーダー。
・喜多さん
声:清水ミチコ
酒店を経営。愛情深くすずを見守る合唱隊の一員。
・奥本さん
声:坂本冬美
自作農家。すずを見守る合唱隊の一員。
・中井さん
声:岩崎良美
医者。すずを見守る合唱隊の一員。
・畑中さん
声:中尾幸世
大学講師。すずを見守る合唱隊の一員。
主要キャストを演じられる声優の方々を見ただけでも、ワクワクしてきますよね!また、合唱隊の方たちは、劇中で歌声も披露されるそうなので、主人公・すずの歌声同様そちらも楽しみです!
竜とそばかすの姫のあらすじ
主人公・すずは、過疎化が進む自然豊かな高知県の田舎で暮らす17歳。母親と歌うことが大好きなすずでしたが、事故により母親を亡くし、父親と二人で暮らしています。心に傷を負ってしまったすずは、大好きな歌を歌うことが出来なくなり、周囲に心を閉ざして生きていくようになりました。
歌を歌うことは出来なくなったものの、作曲をすることに生きる希望を見出していたすずが、全世界で50億人以上が集う超巨大インターネット仮想空間<U>で「ベル」というアバターを作成し、歌姫として参加することになりました。
現実世界では歌うことが出来なくなっていたすずですが、<U>ではベルとして自然に歌うことができ、すぐに世界から注目される歌姫になっていきました。そんな時、自作の歌を披露するベル(=すず)の前に、「U」の世界で恐れられている「竜」の姿をした謎のアバターが現れます。
「竜」とは一体何者なのか。現実世界と「U」の世界で、「竜」の正体を暴こうと執拗な誹謗中傷が行われ、「竜」を両方の世界から排除しようという動きまで出てきます。
「竜」が抱える大きな心の傷の秘密を知り、「竜」の心を助けたいと近づくベルと、ベルの優しい歌声で心を開いていく「竜」。
果たしてすずはどうなってしまうのでしょうか。
まとめ
細田監督の最新映画「竜とそばかすの姫」の声優すず役とベル役は、一人二役に挑戦したミュージシャンの中村佳穂さんでした。
YOASOBIの幾田りらさんも声優として参加しています。幾田りらさんの多彩なこと!アーティストって表現力が凄いですね。
私は、細田監督の描く田舎の風景描写や人間模様がとても好きなので、今回も高知県の田舎の現実世界と、インターネットの仮想世界というコントラストにとても興味を持っています!
今年の夏の始まりの映画の一本に、「竜とそばかすの姫」を見に劇場へ足を運んでみてはいかがでしょうか。