記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
今は日本のどこにいても世界各国の料理を楽しむことができます。中華料理やイタリア料理、フランス料理、インド料理、スイーツなど。普段 「洋食」や「中華」に分類されている海外から来た料理だと思っていた食べ物の中には、 実は日本発祥というものがたくさんあるんです。
元々海外にある食べ物から発展された料理、当時材料やレシピがなくオリジナルで作られたもの。日本人に合わせた作られたオリジナルの料理などそんな「実は日本発祥と聞いて驚く食べ物!これ、日本発祥だったの?」を紹介していきます。
もくじ
実は日本発祥と聞いて驚く食べ物!中華料理編
「中華」と名がついていたら、疑いもなく中国からきた中華料理だと思いますよね?
ですが、実は日本生まれが結構多いんです。
代表的なのが今や日本の国民食「ラーメン」。中華そばとも呼ばれ、中国の麺料理がルーツといわれていますが、今では日本のラーメンは中国で「日本拉麺」と呼ばれていて、中国の麺料理とは全く別物だということがわかりますね。それでは実は日本生まれの中華料理をみていきましょう。
おもいっきり「中華」ってついてますが。。
これからの時期「冷やし中華始めました」の看板みると「あー夏だな」と、もはや季語みたいになってますよね。
実は昭和12年に夏の暑さを吹き飛ばすために作られた仙台の中華料理店で生まれたそうです。
え、「天津」て中国にある地名。天津地区で生まれたから天津飯じゃないの?と思いますよね。
ラーメンを日本にブームを起こした浅草の「来々軒」が発祥だといわれています。
なぜ「天津」がつくのか????
それは中国の天津市から仕入れた米を使ったことに由来するとか。おもしろいですね(^^♪
さらに意外なことにエビチリも日本生まれ。
中国には「乾焼蝦仁(カンシャオシャーレン)」という料理があり、むきエビを薬味と豆板醤で炒めた料理で四川料理らしく辛さが特徴。
一方日本のエビチリは「日本の四川料理の父」と言われる四川飯店創業者「陳建民」が辛さが苦手な日本人向けにケチャップやソース炒り卵を使って作ったものが、私たちに馴染みのあるエビチリなんです。
ほかにも中華丼やあんかけ焼きそば、エビマヨも日本生まれなんだそうです。
実は日本発祥と聞いて驚く食べ物!洋食編
箸を使わない洋食は外国生まれというイメージないですか?いやいや、実は洋食にも日本発祥が結構あるんです。
今ではたくさんの麺やソースの味が楽しめるパスタですが、子供の頃いちばんに食べたのは家庭で食べた味「スパゲッティナポリタン」が思い浮かびますよね。
このナポリタンは日本生まれです。戦後、ホテルニューグランドというホテルの料理長が、炒めたハム、ピーマン、マッシュルームに生トマトを使ったトマトソースで和えたスパゲッティが始まりといわれています。
「ナポリタン」の由来は、中世のころイタリアナポリの屋台で庶民向けにトマトソースをかけたスパゲティが売られていたところからきたとか。今のようなケチャップを使ったのは横浜市洋食レストラン「センターグリル」がはじめといわれています。
オムライスは英語のomelet(オムレット)とrice(ライス)を組み合わせた和製英語です。
「オムライス発祥の店」は全国にいくつかありますが、大阪にある大衆洋食屋「北極星」が有名です。
いつも白ごはんとオムレツを頼んでいた常連のお客さんに「いつも同じものではかわいそう」
とケチャップライスを薄焼き卵で包んだものをだし、「オムライス」と命名したとされています。
洋食屋さんでの人気メニューのひとつ、エビフライも日本生まれなんです。
明治時代、西洋料理が増えてきた頃に豚カツやメンチカツ、フィッシュフライと呼ばれた魚のフライが人気でした。
魚のフライと江戸料理のてんぷらが結びついて「エビフライ」ができたといわれています。
ほかには、お子様ランチも日本生まれといわれています。いわれてみるとお子様ランチの定番の3品が日本生まれなんですよね、納得です(‘ω’)
実は日本発祥と聞いて驚く食べ物!ドリンク編
飲み物はカタカナ表記が多いので、外国生まれが多いイメージがありますよね。
コーヒー自体はヨーロッパ発祥ですが、「アイスコーヒー」は日本生まれなんです。
明治の頃に熱いコーヒーを冷やして飲み始めたのがはじまりといわれています。
当時は「冷やしコーヒー」と呼ばれていました。1970年代に入ってから喫茶店や家庭に普及したそうです。ヨーロッパでは氷の入ったグラスに熱いコーヒーを入れたものが日本でいう「アイスコーヒー」なんだとか。
熱いコーヒーを冷やしたアイスコーヒーが日本生まれというと、缶コーヒーが日本発祥というのもなんとなくわかりますね。
欧米では、さまざまな飲料水が瓶や缶になり自動販売機での販売が進みましたがコーヒーだけはカップ式が主流でした。
アメリカでは、コーヒー豆をミルで挽いた粉状のレギュラーコーヒーを缶詰にしたものを「Can Coffee」と呼んでいたそうです。
ここまで、いろいろな「日本生まれ」を紹介してきましたが、ドリンクにも「え、それも?」というのがあるんです。
キャッチコピーが「炭酸・刺激強め」の炭酸水で名前もアルファベットの「WILKINSON」。
外国産のイメージありますよね。実はこれも日本産。
明治時代に日本に住んでいたイギリス人のジョン・クリフォード・ウィルキンソンさんが、今の兵庫県西宮市で天然の炭酸鉱泉を発見したことが名前の由来になってるそうです。
今では日本だけでなく海外でも販売されているんですよ。
実は日本発祥と聞いて驚く食べ物!スイーツ編
フランス語で「千枚のクレープ」という意味のミルクレープですが、実は日本生まれ。
クレープと生クリームやカスタードクリームを層にしてつくられているケーキの種類ですが、1978年頃に東京西麻布のカフェ「ルエル・ドゥ・ドゥリエール」が発祥といわれています。
ミルクレープを一躍有名にしたのは大手コーヒーチェーンとして有名な「ドトールコーヒー」。
確かにドトールといえば「ミルクレープ」のイメージありますね。
スポンジとクリームが層になって、イチゴなどがのせられたケーキの定番「ショートケーキ」。
ショートケーキと聞いてイメージする、ふんわりやわらなかスポンジにクリームの組み合わせの「ショートケーキ」は日本発祥です。
アメリカの「ショートケーキ」はムースケーキがベースになっていて、イギリスではビスケット。
わたしたちがイメージするスポンジケーキの「ショートケーキ」はあの洋菓子店「不二家」創業者の藤井林右衛門さんが日本人の口に合うようにアレンジしたものなんです。
実は日本発祥と聞いて驚く食べ物!まとめ
実は日本発祥と聞いて驚く食べ物!これ、日本発祥だったの?をみてきました。
意外なものが日本生まれだったり、日本人に合わせてアレンジされたものだったりとどれにも歴史があるんですね。
こうして調べてみると面白いですね、まだまだ出てきそうですね。