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子育て中の方は、子供のために役立つものは何だろうと日々考え、小さい頃から図鑑や本をたくさん買ったり読み聞かせをされている方も多いと思います。そんな方々の中には地球儀を購入しようかと検討している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、これまでの地球儀の概念を覆す商品「ほぼ日アースボール」について口コミや評判に、ファーストモデルとセカンドモデルの違いや地球儀の対象年齢などをご紹介します。
ほぼ日アースボールとは
「頭の良い子の家のリビングには、図鑑、辞書、地球儀がある」と聞いたことがある方も多くいると思います。
子育て中の我が家でも図鑑を小さい頃から用意し、辞書も出来る限り目に入る場所に置くようにしていました。
先日友人のご自宅にお邪魔した際、リビングに大きな地球儀があるのを見つけ、私の子供も欲しがり、ネットや本屋さんで探してみました。
すると、一つの地球儀に子供は夢中になり、親目線でもすごい商品だなと思ったのが「ほぼ日アースボール」でした。
ほぼ日アースボールは、一般的な地球儀と何が違うのでしょうか?
「ほぼ日手帳」で有名な「ほぼ日」が、2017年に発売したのが「ほぼ日アースボール」です。
現在発売されているほぼ日アースボールは、一般的な地球儀にはあるはずの国名や国旗の記載が一切書かれていない衛星写真のみが印刷された地球儀で、スマホやタブレットの専用アプリをかざすと、地球儀上の国の国旗や国名が表示され、それぞれの国の世界遺産、建物、文化等を確認することが出来る最新のAR技術を駆使した地球儀です。
子供の世界でもARが当たり前のように使われる時代になり、親である私自身が時代に乗り遅れないようにしなければと気が付かせてくれた商品です。
ほぼ日アースボールの口コミ評判!
私の子供は本屋さんでほぼ日アースボールに出会い、「これ欲しい!楽しいよ!」と言っていたのですが、私としては一般的な地球儀で勉強した方がいいのでは?と思っていたので、一度購入を保留しました。
そこで、気になったのが実際に購入している方の口コミや評判です。私と同じく口コミ等が気になる方もいらっしゃると思うので、実際の声を調べてみました。
悪い口コミ
- 何もかもが中途半端で、なんのためのプロダクトなのか見失っているので明確に買うべきでないもの。普通の地球儀を買うべき。
- まず、小さい。アプリでARにするにも面倒だし、スマホの画面では小さい。
- アプリを入れ、かざしても何も作動しない。スマホをアップデートしても、変化なし。使い方もないので、困っている。
- もともとのコンセプトは地球儀にスマホをかざすとARで情報が!という二段構えのものだったと思うが、今回は地球儀そのものを見る事に何の意味もなく、ARアプリを表示させるためのトリガーにしかなっていない。
- テレビで見て面白そうだったので購入。地球儀自体はかなり安っぽい。
- iPadを通して遊び感覚で使っていたが、やはり国境線は必要。手軽に見られないためかすぐに飽きてしまう。
- 印刷も不鮮明で雲に隠れて地形が分かりづらいところもあるが、繋ぎ目はくっきりしている。地球儀は見ていて楽しく、部屋にあるだけで嬉しくなるようなものであって欲しかった。
- ただの雑に地球を模写したボールです。簡単に戻せますが、少し落とすだけで半分に割れてしまいます。アプリも反応がイマイチで、スマホだと画面が小さく見にくいです。
- ペイントは粗いと思います。剥がれているのかと思うぼどの大きな白い部分(雲?)が所々ありました。
アプリをダウンロードして、スマホやタブレットを地球儀にかざすことで多くの情報を得られるというのがほぼ日アースボールのセールスポイントではありますが、そこが逆に厳しい口コミに繋がっているところでした。
やはり一般的な地球儀の方が使いやすいという意見もあるので、使いこなせる自信がない方は、こちらの商品はオススメ出来ません。
ただ、大人以上に子供はAR等のハイテクノロジーを避けては通れない世代になると思いますので、今からそういった技術に触れる練習だと捉えれば、意味のない商品だとは言い切れないと思いました。
良い口コミ
- 見るたびに変わる地球の様子が見られるのは新鮮で、世界は毎日動いていて、つながっているんだなと感じられるのは、子どもの教育はもちろん大人の自分の教育にもいいです。地球が身近になる地球儀ですね。
- 新しい感覚の地球儀、世界の色々なことを学ぶことができ、子どもの知識を高めるために最適だと思います。
- 子供たちのプレゼントにと購入しましたが、十分大人にも楽しめる地球儀です。
- 色々な情報もアップデートされてるので、ずっと使えると思います。
- 今はネットで何でも調べられますが、丸い球体を手にとって見ると、どのあたりという場所の感覚がよりリアルになってとても良いです!
- 宇宙から見た地球がそのままプリントされていておしゃれです。
- ARで子どもと楽しんでいます。恐竜や他の惑星のもの等、楽しく拝見しています。外国語も何気に勉強になる。
お子さんと一緒に楽しんでおられる大人の方が多く、比較的商品に満足されている方が多い印象を受けました。
地球儀としてはとてもシンプルなのでお部屋のインテリアを邪魔することもなく、またアプリを使って楽しむ地球儀だからこそ、情報が更新されていく楽しさもありますね。
スマホやタブレットをかざさなければ地球儀としての機能は果たせませんが、そういった点が面倒でなければオススメの商品だと言えると思います。
ほぼ日アースボールファーストモデルとセカンドモデルの違いは?
2017年に発売されたほぼ日アースボールですが、実は2020年11月に大幅にリニューアルされセカンドモデルが販売されました。そこで、ファーストモデルとセカンドモデルの違いをご紹介していきます。
ファーストモデル | セカンドモデル | |
大きさ | 直径27cm | 直径15cm |
素材 | 非フタル酸PVC※やわらかいタイプ | 非フタル酸PVC※硬いタイプ |
見た目 | 国名、主要都市、国境の記載あり。 | 国名、国境の記載がなく、衛星写真のみ。 |
生産国 | 日本製 | 中国製 |
ファーストモデル
セカンドモデル
見た目などの分かりやすい違いは上記の通りです。
機能的な面での大きな違いを挙げると、専用アプリのコンテンツが増えたということにあります。
セカンドモデル発売当初は専用アプリのコンテンツは19種類でしたが、最近「月」というコンテンツが加わったことで現在は20種類に増えています。
今後もコンテンツが増えていく可能性も考えられますので、セカンドモデルを購入すれば常に地球のリアルタイムを感じることが出来ると思います。
なお、現在はセカンドモデルのみの販売となっているため、購入を検討されている方はご注意ください。
ほぼ日アースボールの対象年齢は?
それでは、何歳くらいからほぼ日アースボールを楽しむことが出来るのでしょうか。
公式では、対象年齢は6歳からとなっているので、6歳以上であれば大人も楽しめると思います。
6歳だと、平仮名や片仮名を読める子供も多くなり、また知識の宝庫のようなほぼ日アースボールの情報もどんどん吸収することが出来ると思います。
ただ、6歳以下でも地球儀に初めて触れてみるという点で楽しむことは出来ると思いますので、保護者の方のサポートは必要になりますが、スマホやタブレットをかざして広い世界を体感するきっかけ作りになる製品ではあると思います。
まとめ
ほぼ日アースボールをご紹介してきましたが、一般的な地球儀の方が向いているという方には、当然無理に購入をオススメすることは出来ませんし、また一般的な地球儀のメリットは時代が変化しても変わらないので、この製品がそのメリットを否定する存在ではないということはよく分かりました。
ただ、ほぼ日アースボールはデジタル地球儀であるため常に情報更新が可能で、スマホやタブレットが生まれた時から存在している未来を生きる世代の子供達にはあらゆる点で画期的な製品であると思いました。
個人的にはリアルタイムで変化する「雲」「雨」「気温」もスマホ等をかざすと見ることが出来るため、例えば台風が発生した際のリアルな発達した雲の動きや雨の様子を手のひらで確認出来るという点は、とても興味をひかれました。
もちろん、専用アプリは子供向けのものが多く、大人の知的好奇心を満たすには少し物足りない内容になっているかも知れませんが、大人も知らなかった世界がほぼ日アースボールには広がっていると思いますので、親子でゆっくりとデジタル地球儀を眺める贅沢な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。