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オキシクリーンとは海外で大人気の万能クリーナーです。これが、面白いくらいに汚れが落ちるんです!加湿器の掃除にも使えますから、今回は使い方と注意点をご紹介いたします。
加湿器をオキシクリーンで掃除する方法
オキシクリーンは「酸素系漂白剤」で、酸素の力で汚れを落としてくれる優れものです。ハイターなどの塩素系より弱いため部品を傷めにくく、つけ置き洗いで効果を発揮します。
では、オキシクリーンの基本的な使い方について教えていきたいと思います。
まず、つけ置きしたい加湿器のパーツを本体から外し、軽く水洗いします。
次にバケツなどを用意して、説明書に書いてある適量のオキシクリーンを入れ、お湯を注ぎ完全に粉が溶けるまででよく混ぜます。ここで注意してほしいのは、水ではなく必ずお湯を使うことです。40℃~60℃の温度がおすすめです。そのなかに掃除したいパーツをつけ置きします。汚れの程度にもよりますが、2〜6時間程度で大丈夫です。6時間以上はつけ置きしても溶剤の有効性がなくなるため効果はあまり変わりません。
つけ置き後は、浮いてきた汚れを軽くスポンジや歯ブラシなどで洗い流しながらこすると簡単に汚れが落ちていきます。水垢汚れもピカピカになりますよ。
加湿器の掃除の頻度は?
加湿器は、「スチーム式加湿器・気化式加湿器・超音波式加湿器・ハイブリッド式加湿器」と大きく4種類に分けられており、掃除の頻度はそれぞれ変わってきます。
超音波式や気化式加湿器は出来れば毎日、少なくとも2、3日に一度は掃除しましょう。そして汚れにくいとされるスチーム式やハイブリッド式も、定期的なお手入れが必要です。
気化式、ハイブリッド式加湿器のフィルターとトレーは1ヶ月に1度は掃除をしましょう。
なお超音波式、気化式加湿器のタンクの除菌剤として次亜塩素酸水がありますが、これを使っているからといってお手入れ不要になるわけではありません。次亜塩素酸水の殺菌効力は長く持続しません。さらに紫外線に当たると分解され水に戻る作用があります。希釈することや、空気や有機物に触れることでも分解が進みます。次亜塩素酸水を使っているからと何日もお手入れせずに使用していると、殺菌効果はなくなり加湿器内に雑菌が繁殖しやすくなりますので注意してくださいね。
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加湿器をオキシクリーンで掃除する時の注意点
オキシクリーンで加湿器の掃除をする際、気を付けたいことは掃除したいパーツが水洗い出来るのかどうかを確認しておくことです。
ハイブリッド式加湿器で、空気清浄機能も付いているタイプは集塵部分のフィルターがありますが、ここはオキシクリーンで掃除出来ないため、つけ置きたいパーツに付いている場合は外しておきましょう。
また、金属・アルミニウム製のパーツは塗装がはがれてしまうことがありますので、こちらには使用しないでおきましょう。
それとつけ置いて洗う際は必ず手袋を使用するようにしましょう。素手では手が荒れてしまいます。
オキシクリーンはお湯に溶かして使うのが基本です。熱いお湯ほど効果が高まるので、最低でも40℃以上のお湯を使ってください。目安は、いつも入るお風呂より少し熱めの温度です。手間に感じるかもしれませんが、お湯の温度は効果に直結するので面倒臭がらずに準備しましょう。
最後にオキシクリーンはカビや汚れ取りには効果的ですが、スチーム式加湿器のタンクに残るカルキの除去には効果を発揮しませんので、その点は理解しておきましょう。
まとめ
湿度の低い冬は加湿器をフル稼動させたいものです。それだけに日々のお手入れはしっかりしておかなければいけません。
だからこそオキシクリーンは役立ちます。水垢汚れを落とすだけでなく除菌効果もあるため、タンクに雑菌が繁殖しやすい加湿器の掃除にぴったりなのです。 少しは注意しなければいけないところもありますが、やっただけの結果がしっかり出るのがオキシクリーンのいいところですよ。